米国株レバレッジ投信 実験ブログ

アメリカ株を対象とするレバレッジ投信を実際に購入し、その成績を検証してみるブログです

アメリカ株 雑感

株価調整後も、金融相場はまだ続く

前の記事で「長期金利の上昇による今回の株価調整は、それほど心配しなくてよい」と書きました。 その理由となる「景気サイクルの循環」については、『逃げて勝つ 投資の鉄則』(田中泰輔著 日経BP)という本に、とてもわかりやすくまとめられています。 現…

昨年の失敗投資

月が変わったから、というわけではありませんが、いまさらながら昨年の投資で失敗だった点を振り返ってみたいと思います。 1:コロナショック時に「レバレッジ投信」を狼狽売り コロナショックによる下落時に、個別株はあまり売らなかったのですが、NASDAQ1…

ゲームストップ 再び

先日、ゲームストップ株をめぐるロビンフッダーたちの動きと、株式相場の下落について書きました。 はた迷惑なロビンフッダー - 米国株レバレッジ投信 実験ブログ この動きは、木曜にロビンフッド・サイトが、ゲームストップを含む何社かの株について取引制…

はた迷惑なロビンフッダー

(yahoo financeより) アメリカには「ロビンフッド」という株式の無料取引プラットホームがあり、そのアプリを使ってコロナ給付金で株取引を始めた若い個人投資家たちを「ロビンフッダー」と呼んでいます。 最初のうちは、あんな素人はすぐに株式市場から退…

金融相場と業績相場

いまさらですが、私の今年の投資方針について書いてみたいと思います。 一般に、相場の上昇には二つの局面があると言われています。 ・金融相場(中央銀行や政府の金融政策によって上昇する相場) ・業績相場(各企業の好業績によって上昇する相場) いまは…

ナスダック優位の時代は終わったのか?

黄:S&P500 緑:ダウジョーンズ 青:ナスダック100 赤:日経平均 前回の記事は「ナスダックからダウジョーンズ優位へ?」というタイトルでした。 しかしコロナワクチンの普及とともに、本当にオールドエコノミーの時代が来るのかを考えてみるために、あらた…

Facebook提訴は心配無用

先週、Facebookが反トラスト法で提訴されました。 しかし株価は、その後も大きな下落には見舞われていません。 このことについて、アメリカ版のYahooファイナンスに「フェイスブック解体を恐れる必要はない」との記事が出ていました。 Facebook Investors Do…

ワクチン承認後の市場を独断で予測する

先週末、ついにファイザー社のワクチンがアメリカで承認されました。 さらに接種が容易なモデルナ社のワクチンも、今週末〜来週初めには承認される見通しとのことです。 それでは、ワクチン承認後の米株式市場はどうなっていくのでしょうか。 「株価は予想す…

テスラ組み込みで、GAFAMさえず

前の記事で「今週は米株式3指数ともに上昇した」と書きましたが、逆にGAFAM株には緩やかな「売り」が続きました。 これはテスラがS&P 500に組み入れられるため、テスラ株の買い増しが必要になるインデックス系のファンドが、GAFAMを売って資金を確保してい…

しっかりしてよ、テラドック(旧リヴォンゴ・ホルダーより)

以前、「リヴォンゴ」という新興ヘルスケア銘柄を持っていたのですが、この会社が「テラドック」という遠隔医療会社に買収されてしまいました。 テラドックについて調べてみたところ、将来有望な企業とのことだったので、買収前にはリヴォンゴ株を売らず、保…

2020年の株価推移は2009年とそっくり?

(finance.yahoo.comより) 昨日、アメリカ版Yahooファイナンスのサイトで、面白い記事を見つけました。 What’s happening in the stock market is not unprecedented: Morning Brief この記事によれば、2020年のコロナショック後のS&P500指数の上昇グラフが、…

だらだらドカン! Amazon株

Amazonの株価の推移を擬態語で表現するなら ダラダラだらだら・・・・・・ドカン! といった感じでしょうか。 そしてこのダラダラ期間は、まるでいつ果てるともしれないアリの行列のように続き、気の短い人はまずここでジレてしまいます。しかもアナリストの…

9月の調整はどこまで続くか?

少し前に、「8月に大きく上げた年には、9月に同程度の調整が来るというアノマリーがある」と書きました。 その時には「レイバー・デイがその境になる」と書いたのですが、今年の調整はそれより早く来てしまったようです。 ただし具体的な理由があって、先…

ズーム、ドキュサイン、ショッピファイ

昨日は、「ズーム」株が四半期決算の発表後に一日で40%も上げる、という出来事がありました。 私がよく見ているアメリカ版の「Yahooファイナンス」のサイトには、「ズームの決算はすごいことになるらしい」という記事がちらほら出ていたので、実は決算発表前…

コロナ・ワクチンと株式相場

(今週のアメリカ株 雑感③) 今週は、コロナ・ワクチン開発の情報が流れた結果、航空株などが急騰する一方で、コロナ禍で上昇していたハイテク・グロース株(いわゆるウィズ・コロナ銘柄)が急落する、という一幕もありました。 ワクチン開発の情報(噂?)…

ダウ銘柄入れ替え

(今週のアメリカ株 雑感②) 今週は「ダウ30種」の「銘柄入れ替え」のニュースもありました。 直接の理由はアップルの「株式分割」への対応ですが、それを機に「エクソン・モービル」(石油)「ファイザー」(製薬)「レイセオン」(防衛・航空)が除外され…

8月上昇〜9月調整に要注意

(今週のアメリカ株雑感①) まだ何日かを残していますが、八月のアメリカ株は、大きな波乱もなく順調な上昇を続けたと思います。 毎年八月は「夏枯れ相場」と言われて、あまり大きな上昇が見られないのですが、今年は世界的な緩和政策の恩恵もあって、米株投…