しっかりしてよ、テラドック(旧リヴォンゴ・ホルダーより)
以前、「リヴォンゴ」という新興ヘルスケア銘柄を持っていたのですが、この会社が「テラドック」という遠隔医療会社に買収されてしまいました。
テラドックについて調べてみたところ、将来有望な企業とのことだったので、買収前にはリヴォンゴ株を売らず、保有分はそのままテラドック株に書き換えられる形になりました。
しかしコロナワクチン開発の影響で、このところテラドック株は日々値下がりしています。リヴォンゴ時代にせっかく稼いだ値上がり分が、毎日激減している感じです。
もともとテラドックに思い入れがあったわけではないのですが、もう少し頑張ってくれないと、旧リヴォンゴ・ホルダーとしての嘆きは深まるばかりです。
ところでコロナワクチンが承認されると、テラドックのような遠隔医療銘柄や、リモートワークで利益を得ていたハイテク株、eコマース銘柄が値を下げるのは容易に理解できます。
しかしコロナとは直接関わりのないグロース株まで、どうして下がってしまうのでしょうか。この点について、自分なりに整理してみました。
1:コロナワクチンが行き渡れば、経済活動が正常化する。
2:それを見越して、安全資産である米国債から、他の資産に資金が移る。
3:国債が売られるので需給バランスが変わり、買い手が少なくなった長期国債は金利が高くないと売れなくなる。
4:長期金利が上がる。
5:低金利によって支えられていた高PER(グロース)株が売られる。
6:グロース株が下がり、バリュー株が上がり始める。
上の項目の1〜4は何となく理解できるのですが、なぜ5、6になるのかが自分でもいまひとつわかっていません。それには「理論株価」が関係しているらしいのですが、下の説明を読んでも、わかったような、わからないような。。。
「株価を動かす要因は様々ですが、そのひとつに「理論上の株価(株式の現在価値)」があります。このときに用いられる数値のひとつが長期金利で、長期金利が下がれば理論上の株価が上がり、長期金利が上がれば理論上の株価が下がるようになっています。機関投資家は、この理論上の株価と実際の株価とを照合しながら、買いや売りの判断材料のひとつにしています。そのため、理論上の株価の上下が、実際の株価の変動の後押しとなるのです。」
グロース株の優位からバリュー株の反撃へ? 相場の変化を捉えるには | 株の窓口【株窓】株価に影響を与える要因を知る
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