米国株レバレッジ投信 実験ブログ

アメリカ株を対象とするレバレッジ投信を実際に購入し、その成績を検証してみるブログです

今年の失敗投資 ワースト3

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 今年も、そろそろ終わりが近づいてきました。

 

 株式市場では、日米ともに一進一退が続いていますが、私の個人ポートフォリオは十一月以来、全く元気がありません。

 そこで今回は、今年の投資を振り返って、失敗だった点を挙げてみたいと思います。

 

第3位「仮想通貨投資」

 これはひどく失敗だったというわけではないのですが、少なくともいまのところ、期待はずれが続いている投資です。

 

 私の希望としては、年末には悪くても投資額の2倍、うまくいけば3〜4倍の値上がりがあるのではないかと思っていたのですが、現状では「プラス 数%」前後を行ったり来たりしている感じです。

 

 そして、その理由は明らかで、投資時期が遅すぎたことに尽きるでしょう。

 

 昨年来、「半減期」からその翌年にかけて大きな価格上昇があることは予想していたのですが、2017年末の「仮想通貨バブル」とその後の崩壊のイメージがあって、どうしても投資に踏み切れずにいました。

 そうした状況の中、昨年10月頃からビットコインの上昇が始まったのを見て、ようやく投資を始めたのが、今年の二月。それ以降の価格は残念ながら、上がったり下がったりを繰り返しています。

 昨年春の半減期前後に思い切って購入に踏み切っていれば、最高時で7〜8倍、現在でも5〜6倍の価格にはなっていましたから、明らかに購入時期が遅すぎました。

 

 

第2位「損切り」失敗で「塩漬け」

 私の投資スタイルは、目をつけた株式や投信をまず少額分、購入し、しばらく観察を続けて、調子が良ければ徐々に買い増す、悪ければ売却するというものです。

 

 そのまま上昇や下降が続けばわかりやすいのですが、少し上がった後で下落に転じたりすると、かえって売り時を逃したまま持ち続け、損切りもできずに塩漬けになってしまうことが時々あります。

 現在の保有銘柄でいえば、個別株なら「エクスピワールド」と「シー」、投信なら「グローバル・プロスペクティブファンド」などがこれにあたります。

 

 いずれも少額の保有なので、マイナス額もそれほど大きくはないのですが、持っているだけで気分が悪いことに変わりはありません。

 

 

第1位「利確」ができず、利益激減

 十一月半ば以降の不安定な相場では、特に(中小の)グロース株が急落してしまいました。

 

 私の保有株の中にも、一時はダブルバガー、トリプルバガーに近いものがいくつかあったのですが、この急落に巻き込まれて、大きく利益を減らした銘柄が少なくありません。

 上の第2位の「損切り失敗」銘柄はもともと保有量が少ないので、資産全体への影響はあまりないのですが、この第1位の「利確逃し」銘柄は保有量が多めなので、ポートフォリオへの影響もかなり大きくなります。

 具体的には「スクエア(現・ブロック)」「ピンタレスト」「ファイバー」「ドキュサイン」などがその例です。

 

 こうして振り返ってみると、「損切り」にしても「利確」にしても、私の場合はとにかくタイミングを逃して、売却が遅れることが多いようです。

 ただし、私の投資の基本姿勢は「バイ&ホールド」と「損小利大」なので、おそらく来年以降も同様の失敗は続くことになるのでしょう。