Facebook提訴は心配無用
先週、Facebookが反トラスト法で提訴されました。
しかし株価は、その後も大きな下落には見舞われていません。
このことについて、アメリカ版のYahooファイナンスに「フェイスブック解体を恐れる必要はない」との記事が出ていました。
Facebook Investors Don't Need to Fear a Breakup
記事の概要は次の通りです。
・以前、マイクロソフトが同様の訴訟を起こされたときにも、和解までには長い時間がかかり、その間もマイクロソフトは成長を続けた。
・フェイスブックの収益システムはしっかりしており、今後も成長が続いていく。
・仮にインスタグラムやワッツアップが別会社に分かれたとしても、それらはライバルではなく系列会社なのでフェイスブックに悪影響はなく、投資家にとっては良い投資先が増えるだけである。
先日、グーグルが提訴されたときにも株式市場はほとんど反応しませんでしたが、今回もそうした形で推移しそうです。
私のフェイスブック株に対する印象は、一言でいえば「やんちゃ」です。
自分のポートフォリオに入れてから、もう何年も経っていますが、しばしば問題を起こし、そのたびに株価が大きく下がって、損益がマイナス圏に沈む期間もけっこう長くありました。
ただし事業の利益率はGAFAMの中で最も優れているので、今後も紆余曲折を経ながらも成長を続けていくのでしょう。