九月は下落のアノマリー
毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で54週目を迎えました。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/9/15時点(積立第54週 累計積立額 各25600円/新規2投信は16500円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 32571円・+6971円・+27.2%(+4%)
FANG+ インデックス 30289円・+4689円・+18.3%(+1.9%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 34966円・+9366円・+36.6%(+0.9%)
NASDAQインデックス 31010円・+5410円・+21.1%(+0.2%)
S&P500インデックス 30381円・+4781円・+18.7%(-0.8%)
楽天レバレッジバランス 29507円・+3907円・+15.3%(+0.1%)
S&P500 2倍レバレッジ 19283円・+2783円・+16.9%(-1.4%)
ダウ 3倍レバレッジ 18835円・+2335円・+14.2%(-3.3%)
一番上のグラフは、ここ100年ほどのアメリカ株式市場の月別の騰落率です。
これを見ると、一年で一番成績が悪いのは九月で、確かに今年の九月もパッとしない毎日が続いています。
取引の開始時間にプラスで始まっても、その後ずるずると株価が下がり続け、終わってみるとマイナスという「寄り天」のパターンが本当に多いです。
どこかで「九月は機関投資家が売らなければいけないので、株が上がらないのだ」と読んだ覚えがありますが、確かにそう言われてみると、個人投資家の買いで始まっても、売る勢力が強くて結局、株価を維持できない、という印象の値動きが続いています。
なお一番上のグラフによれば、十月からは株価が上昇に転じるはずです。
「Sell in May and come back in September」ということわざも「九月に株価が下がったところで、買い戻せ」という意味なのでしょう。
なんとかこの九月を耐え抜いて、年末の株高を待ちたいものですね。