米株は好調維持
毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で45週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/7/2時点(積立第45週 累計積立額 各20700円/新規2投信は11600円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 27603円・+6903円・+33.3%(+13.4%)
FANG+ インデックス 25588円・+4888円・+23.1%(+7.2%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 26605円・+5905円・+28.5%(+7.8%)
NASDAQインデックス 24859円・+4159円・+20%(+4.8%)
S&P500インデックス 24870円・+4170円・+20.1%(+4.9%)
楽天レバレッジバランス 23679円・+2979円・+14.4%(+2.1%)
S&P500 2倍レバレッジ 13326円・+1726円・+14.9%(+7.3%)
ダウ 3倍レバレッジ 13644円・+2044円・+17.6%(+12.1%)
このところ、アメリカの長期金利が落ち着いているので、ハイテク株を中心とする株価の上昇が続いています。
前にも書きましたが、この夏以降に噂されている「金融緩和政策の規模縮小」(テーパリング)の開始までは、大きなニュースがなければ、こうした基調が続いていくのではないでしょうか。(ただしアノマリーでは、夏は株価が下落することになっています。もし夏の間にテーパリングが始まれば、大きな下落につながるかもしれません。)
なお一番上の画像は、この一ヶ月の各株の騰落を表したものですが、これを見ると大型株とヘルスケア分野が強かったことがわかります。
期間を年初来に拡大してみると、一部のディフェンシブ・高配当株以外は好調だったことが見えてきますね。
さらに最近一年の期間では、ほとんどすべてのアメリカ株が上がっていて、この間に投資を始めた人は、ほぼ全員が利益を得ているのではないでしょうか。
私の個人ポートフォリオも、五月前半の下落からようやく回復して、なんとか史上最高額を更新しつつあります。
現在のポートフォリオ(②サテライト編)
前の記事に続いて、今回は私のポートフォリオの中で、サテライトにあたる部分を占めている「新人選手たち」を紹介したいと思います。
これらは主にコロナショック後に、買ったり、枚数を増やしたりした銘柄で、前回記事の主力メンバーに比べると、どれも保有株数は少なめです。
中、小型のハイテク・グロース株が多く、値動きが荒いのも特徴です。
このグループでは、買った後に調子が出ない銘柄はなるべく早く処分するように心がけているのですが、しばらく上がった後にドンと下がると、「また上がってくれるのではないか」と考えて、ついつい売り時を逃してしまいます。
一番下の二つはその例で、「保有株数も少ないから」と油断している間にズルズルと下がり続け、結局「塩漬け株」になってしまいました。
格好悪いですが、自戒の念をこめて正直に載せておきます。
下から三番目のオクタは、期待していたわりにあまり調子が出ず、プラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしている、放蕩息子といった感じです。
いずれにしろ、これらの銘柄には下落局面に弱いものが多いので、アメリカの景気回復が後半に向かうこれからは徐々に株数を減らしていこうと思っています。
この他に持っているのは、株主優待用の日本株がいくつかと、米株価指数に連動する投信やレバレッジETFなどです。
以前は日本の個別株や日本株投信ももっと持っていたのですが、なかなか利益が上がらないので、ほとんど処分してしまいました。
最近は米株インデックス投資が流行っていますが、下手に日本株を買うより、そちらの方が好成績をあげられるというのは真実だと思います。
現在のポートフォリオ(①コア編)
たまには自分の保有株のことを書いてもよいかと思い、今回は私のポートフォリオの中心選手たちを載せてみました。
いずれもコロナショック前から持っている会社で、GAFAMをはじめとする「大型IT株」が中心となっています。
これらの株は急激に上がることは少ないかわりに、急落することも滅多になく、どんな状況でも持っていられる、私の「一軍メンバー」です。(スクウェアのみ、かなり値動きが激しいですが)
ネットフリックスやショッピファイなど、この一軍に入れようと育てていたものの、たまたま不振な時期が続いて、売り払われてしまった株も少なくありません。あのまま持っていたら、今頃はクリンナップを任せてもよいくらいに育っていたでしょうが、それは死んだ子の歳を数えるようなものですね。
それぞれの株の利益率(total change %)は、ほぼ各銘柄の保有期間に比例している感じです。ただしマスターカードとビザは、コロナショック後に思いのほか伸び悩んでいて、新興の決済企業スクウェアにあっさりと抜かれてしまいました。
一番下の二つは、今年になってから購入した仮想通貨(ビットコインとイーサリアム)です。五月に半値近くまで急落したので、いまは全体の足を引っ張っている感じですね。
気持ちとしては、安値の間にもう少し買い増したいところなのですが、仮想通貨については素人なので、しばらく様子を見ている状態です。一方で上手な人は、値が下がる前に機敏に売り抜け、下がったところで買い増しているのでしょうね。
見えはじめた、緩和政策の縮小
毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で43週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/6/22時点(積立第43週 累計積立額 各19800円/新規2投信は10700円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 23750円・+3950円・+19.9%(+5.4%)
FANG+ インデックス 22941円・+3141円・+15.9%(+3.1%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 23912円・+4112円・+20.7%(+3%)
NASDAQインデックス 22808円・+3008円・+15.2%(+2%)
S&P500インデックス 22814円・+3014円・+15.2%(-0.6%)
楽天レバレッジバランス 21801円・+2439円・+12.3%(-0.5%)
S&P500 2倍レバレッジ 11517円・+817円・+7.6%(-3.7%)
ダウ 3倍レバレッジ 11284円・+584円・+5.5%(-12.6%)
今回はナスダック系のファンドが上昇、S&P500とダウジョーンズ系のファンドがやや下落という成績でした。
先週注目されたのはFOMCの議事内容で、その結果、政策金利の引き上げが当初の予想(2023年)より早まるのではないかとの観測が出て、市場は動揺しました。
現段階で、株価が上がる要因と下がる要因を整理してみると、次のようになるでしょうか。
「株価上昇」
・金融緩和政策の継続
政策金利が低く抑えられ、市場に資金が注入されている間は、基本的に株価が上がります。
「株価下落」
・長期金利の急上昇
米国債の長期金利が上昇すると、特にハイテク、グロース株が下がります。
・インフレ率の上昇
物価が上がると、金融緩和政策の終了が早まるとの予測から、株全般が下がります。
失業者数の減少等、良い経済指標が出た場合にも、同様の傾向が見られます。
・テーパリング(緩和政策の縮小:年内開始?)
テーパリング=市場に投入されるお金の削減 なので、株式市場は大きく動揺します。
いまはいかに混乱を抑えつつ、テーパリングを行なえるかが焦点となりつつあります。
・政策金利の引き上げ(2022年?)
緩和政策が終わるので、金融相場が終了します。
以降、株価は下落に向かう可能性が高いです。
金融緩和政策が続く間は、株価は緩やかながら上昇を続けていくと思います。
ただし、これからは下側のグループのニュースが流れるたびに市場が動揺して、株価が下落する局面も多くなってくるのではないでしょうか。
好調維持のアメリカ株市場
毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で41週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/6/10時点 (積立第41週 累計積立額 各19100円/新規2投信は10000円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 21877円・+2777円・+14.5%(+8%)
FANG+ インデックス 21548円・+2448円・+12.8%(+4.4%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 22476円・+3376円・+17.7%(+5.7%)
NASDAQインデックス 21616円・+2516円・+13.2%(+3.2%)
S&P500インデックス 22276円・+3176円・+16.6%(+1.3%)
楽天レバレッジバランス 21539円・+2439円・+12.8%(+3.8%)
S&P500 2倍レバレッジ 11135円・+1135円・+11.3%(+1.8%)
ダウ 3倍レバレッジ 11815円・+1815円・+18.1%(+0.1%)
このところの米株式市場は大きな波乱もなく、ジワジワとした上昇を続けています。
実はこういう時が株式にとっては一番良い状態で、米株の三指数(「S&P500」「ダウジョーンズ」「ナスダック」)とも、史上最高値に近い状態が続いています。
それぞれのファンドはみな値を上げていますが、通算の騰落率を見ると「S&P500インデックス」の成績を上回るものは少なく、アクティブ投資家としては、ちょっと残念な結果ですね。
三指数が史上最高値ということは、私の個人資産も最高額を記録していておかしくないのですが、残念ながら五月前半の個別株の下落が大きすぎて、まだ完全には回復しきっていません。
四月末の最高額と比較すると、資産総額はまだ「マイナス5%」といったところでしょうか。
アマノジャクな株式相場
更新が久しぶりになってしまいましたが、毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で39週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/5/25時点 (積立第39週 累計積立額 各17800円/新規2投信は8700円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 18959円・+1159円・+6.5%(-18.5%)
FANG+ インデックス 19300円・+1500円・+8.4%(-8%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 19941円・+2141円・+12%(-11%)
NASDAQインデックス 19585円・+1785円・+10%(-4.1%)
S&P500インデックス 20517円・+2717円・+15.3%(-0.7%)
楽天レバレッジバランス 19400円・+1600円・+9%(-0.7%)
S&P500 2倍レバレッジ 9526円・+826円・+9.5%(-3.6%)
ダウ 3倍レバレッジ 10267円・+1567円・+18%(-2.3%)
記事の更新が止まっていたのは、いろいろと忙しかったせいもありますが、各ファンドや保有株の下落幅が大きくて、あまり書く気にならなかったというのが一番大きな理由です。
アメリカではワクチン接種がかなり行き渡って、経済は正常化に向かおうとしています。そうした時期に株価が下がるのは不思議なところですが、すべては現在の金融緩和政策が継続されるか、縮小されるかにかかっているようです。
こういう時には、よい経済指標が出ると、金融緩和が終わるのではないかとの憶測から株価が下がり、逆に悪い数字が出ると、緩和政策が続くのではないかとの期待から株価が上がるという、アマノジャクな値動きがしばしば見られます。
例えば、失業者数が減る(=雇用統計で良い数字が出る)のは実体経済の上では良いことなのですが、株価的にはマイナスと捉えられることが多いのは、そうした理由からでしょう。
(いまの株価に最も大きな影響を与えるのは「インフレ率」で、これが上がると金融緩和政策が終わると考えられて、株価が大きく下がります。)
こうした時の株式の売買は難しいので、あまり動かないのが一番ではないでしょうか。
やがて「金融相場」が「業績相場」へと変わり、良い指標が出る=素直に株価が上がる、という状況になるのを大人しく待つしかありません。
二月後半の下落も四月までには回復したように、五月分の下落も一、二ヶ月できっと戻してくれるにちがいありません(と、信じたいです)。
バイデン富裕税の行方
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で35週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/4/26時点 (積立第35週 累計積立額 各16200円/新規投信は7100円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 20255円・+4055円・+25%(-7.5%)
FANG+ インデックス 18850円・+2650円・+16.4%(-4.3%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 19919円・+3719円・+23%(-2.4%)
NASDAQインデックス 18501円・+2291円・+14.1%(-2.2%)
S&P500インデックス 18805円・+2605円・+16%(-1.3%)
楽天レバレッジバランス 17770円・+1570円・+9.7%(-2.7%)
S&P500 2倍レバレッジ 8030円・+930円・+13.1%(-0.6%)
ダウ 3倍レバレッジ 8543円・+1443円・+20.3%(-1.6%)
先週は騰落の激しい一週間でしたが、通して見れば、どのファンドも「マイナス」という淋しい結果になってしまいました。
先週前半の下落に特別な理由はなく、利確や月末の調整によるものと思われるので、それほど心配する必要はなかった一方で、木曜の下落は、富裕層に対する「キャピタルゲイン税」の増税報道を発端とするものでした。
「年収1億円以上のアメリカ人が、株式売却等で利益を得た場合の税率を倍にする」という案で、われわれ日本の庶民にはまったく関係のない話なのですが、歴代の米大統領は就任一、二年目にムチの政策を実行し、三、四年目には再選に向けてアメをばら撒くという流れがあるらしいですね。
今回の報道で、この増税の影響がある程度織り込まれたのか、それとも実際に税制が導入される時点でより大きな下落(富裕層の駆け込み売却など)が起きるのかは、いまのところわかりません。
ただ、それによって株価が下がるとすれば、何ともありがたくない話です。
比較的穏やかな一週間
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で34週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/4/18時点 (積立第34週 累計積立額 各15600円/新規投信は6500円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍 レバレッジ 20671円・+5071円・+32.5%(+5.5%)
FANG+ インデックス 18839円・+3239円・+20.7%(+1.7%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 19564円・+3964円・+25.4%(+3.9%)
NASDAQインデックス 18150円・+2550円・+16.3%(+1.1%)
S&P500インデックス 18307円・+2707円・+17.3%(+0.8%)
楽天レバレッジバランス 17300円・+1943円・+12.4%(+3.4%)
S&P500 2倍レバレッジ 7393円・+893円・+13.7%(+2.9%)
ダウ 3倍レバレッジ 7927円・+1427円・+21.9%(+4.1%)
日によってアップダウンはありましたが、一週間を通して見れば、どのファンドも少しずつ値を上げた週となりました。
個別株で見ると、上がったもの、下がったものなど、様々でしたが、市場全体としては比較的穏やかな一週間になったのではないでしょうか。
上の画像は今週の騰落率を色で表したものですが、全体としては「緑=上昇」トーンに染まっているのがわかりますね。
ビットコインはどこまで上がるのか?
このところ、少し落ち着いて米株価を見られるような状況になってきたので、かわりに調べているのが「ビットコイン」の価格推移です。
以前のビットコインには「値動きが激しく、短期トレードの対象」というイメージを持っていたのですが、昨年末ぐらいからまったく印象が変わって、長期投資の対象として考えてもよいのではないかと思うようになってきました。
仮想通貨に詳しい人にとっては「何をいまさら」といった感じだと思いますが、そう考えるに至った理由を素人なりにまとめると、次の通りです。
① 四年ごとの「半減期」で繰り返される、価格上昇・下降のパターン
ビットコインには四年ごとに「半減期」(ネットで調べればすぐに出てきます)が訪れ、その度ごとに価格が暴騰→急落するという、特有のパターンがある。
最新の半減期は昨年の五月なので、もしこれまでと同様のパターンをたどるなら、今年後半〜年末に価格のピークがやってくる。
多くの人が「1ビットコイン=1000万円」を予想しているが、「2000万〜4000万円」を期待する声もある。
もちろん現在の価格(600万円強)が天井になる可能性も否定はできない。
②機関投資家の参入
以前は個人投資家による短期トレードが売買の中心だったが、昨年あたりから企業や金融機関が売買・保有・決済に積極的に関わるようになってきた。
これら大口の資本が加わると、値動きが緩やかになる傾向がある。短期で急騰しにくくなる一方で、急落も起きにくくなっていく。
特にテスラが参入して以降、さらなる価格上昇に期待して、大口の「売り」が出にくくなっており、いまは一種の「小康状態」が続いている。
今後アメリカで「ビットコインETF」が承認されれば、株式と同じように、証券口座での取引が可能になる。そうなると機関投資家の購入がさらに増え、価格が大きく上昇する可能性が高い。
すでにカナダでは「ビットコインETF」が承認されており、アメリカでも大手フィデリティ証券の関連会社がETFを申請したので、そう遠くない時期に承認されるのではないかと言われている。
また、そうしたETFを日本でも購入することができるようになれば、これまでのように煩雑な納税制度ではなく、特定口座での源泉徴収や、NISA枠での購入さえ利用が可能になるかもしれない。
と、ここまで書くと良いことばかりのようですが、ビットコインは株式より遥かにボラティリティが高いので、大きな額を保有していると、毎日の価格変動に心臓が耐えられないかもしれません。
また、現在の価格がすでに天井であり、これからは下降局面に入る可能性もあります。
さらに最大のネックとしては、利益が出た場合の税金の高さ(50%前後)と、確定申告の面倒さが挙げられます。上にも書いたように、もしビットコインETFが日本でも買えるようになれば、ビットコインの現物売却に比べて半分以下(約20%)の税金で済むようになる可能性があるので、一日も早い実現に期待したいところです。
また私自身のスタンスを書くなら、すでに今回の半減期後の価格上昇はかなりのところまで進んでしまっているので、もし大きく下がることがあれば、少しずつ買い増していく感じでしょうか。
リスクオンで、ハイテク株復活!
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で33週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/4/9時点 (積立第33週 累計積立額 各15100円/新規投信は6000円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍 レバレッジ 19182円・+4082円・+27%(+20.29%)
FANG+ インデックス 17982円・+2882円・+19%(+9.79%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 18351円・+3251円・+21.53%(+15.59%)
NASDAQインデックス 17404円・+2304円・+15.2%(+6.7%)
S&P500インデックス 17586円・+2486円・+16.5%(+4.3%)
楽天レバレッジバランス 16458円・+1358円・+8.99%(+3.64%)
S&P500 2倍レバレッジ 6645円・+645円・+10.8%(+8.6%)
ダウ 3倍レバレッジ 7069円・+1069円・+17.8%(+6.18%)
二週間ぶりの更新になってしまいましたが、その間の米株式市場では「リスクオン」のムードが続き、どのファンドも大きく値を戻しました。
さまざまなニュースが出ても長期金利はあまり反応せず、また金利が上昇してもグロース株がそれほど売られなくなってきています。
まさに「金融相場」の後半戦に突入した感じで、ここしばらくは穏やかな気持ちでいられそうですね。
また、このところGAFAMなどの大型ハイテク株に資金が集まっているので、私の個人資産も二月中旬に記録した過去最高水準に戻りつつあります。
あとは中小のグロース株に勢いが戻ってくれれば、言うことはないのですが。
ヒンデンブルグ・オーメン?!
(SBI証券HPより)
SBI証券のサイトを見ていたら「ヒンデンブルグ・オーメン」という、相場の急落前に現れるサインが、三月になってから二度、点灯したと書かれていました。昨年のコロナショック前の一月にも点灯していたということですが、結局何も起こらないこともあるようです。
「当たるも八卦、当たらぬも・・・」といった感じで、微妙なので、このまま杞憂に終わるといいですね。
将来の金融緩和縮小(テーパリング)を示唆
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で31週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
なお今回は、グロース株の調整が始まる前の2/17との騰落率比較も行なってみました。
2021/3/28時点 (積立第31週 累計積立額 各14100円/新規投信は5000円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)(2/17比較)
FANG+ 2倍レバレッジ 15047円・+947円・+6.71%(-10.15%)(-46.07%)
FANG+ インデックス 15400円・+1300円・+9.21%(-4.92%)(-17.11%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 14938円・+838円・+5.94%(-0.53%)(-21.95%)
NASDAQインデックス 15209円・+1199円・+8.5%(+0.47%)(-6%)
S&P500インデックス 15819円・+1719円・+12.19%(-0.34%)(+1.02%)
楽天レバレッジバランス 14855円・+755円・+5.35%(+2.02%) (-4.8%)
S&P500 2倍レバレッジ 5110円・+110円・+2.2%(-0.57%)(-3.3%)
ダウ 3倍レバレッジ 5581円・+581円・+11.62%(-3.91%)(+5.67%)
今週は日ごとに大きな価額変動がありましたが、一週間でみると、FANG+以外はそれほど変化のない7日間だったようです。
FANG+投信は、テスラと中国系企業の不調の影響が大きいですね。テスラは明らかに上がりすぎでしたし、中国系は政府の規制の問題で、当分は厳しいかもしれません。
また二月との比較では、ハイテク・グロース系、レバレッジ系投信の下落が大きく、S&P500やダウジョーンズがしっかりしていることがわかります。
個別株投資家には頭の痛いところですが、株価の調整局面ではやはりS&P500のインデックスが最強なのかもしれません。
なお今週はFRBのパウエル議長が、景気の動向によって金融資産の買い入れ額を将来縮小していく(テーパリング)ことを示唆したのが、注意すべきニュースだと思います。
金融緩和政策の縮小は、金融相場の短縮と、株価全体の抑制を意味するからです。
低金利政策は2023年まで?
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で30週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/3/21時点 (積立第30週 累計積立額 各13600円/新規投信は4500円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 15894円・+2294円・+16.86%(-7.17%)
FANG+ インデックス 15522円・+1922円・+14.13%(-3.11%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 14481円・+881円・+6.47%(-4.95%)
NASDAQインデックス 14692円・+1092円・+8.03%(-2.1%)
S&P500インデックス 15305円・+1705円・+12.53%(-0.62%)
楽天レバレッジバランス 14206円・+606円・+3.22%(-3.83%)
S&P500 2倍レバレッジ 4625円・+125円・+2.77%(-1.72%)
ダウ 3倍レバレッジ 5199円・+699円・+15.53%(+2.26%)
先週ようやく収まりかけた株価の調整は、今週また再燃し、ダウジョーンズ系のファンド以外は再び下落に転じてしまいました。
ただし今週のニュースでは、FRBのパウエル議長が「2023年末までゼロ金利政策を続ける」と言明したことに注目すべきだと思います。これで低金利政策に裏打ちされた「金融相場」が、少なくとも2022年までは続くことが確認されたからです。
上の画像は、昨年のコロナショック以降の世界の株価指数のグラフですが、さまざまなニュース(赤文字)に反応して一時的に下落はするものの、一貫して上昇基調にあることがわかります。
さらに最近の米国の様子を見ていると、企業の好業績に基づく「業績相場」の到来もそれほど遠くない気がします。
もし「金融相場」と「業績相場」が並行して進むことになれば、ほとんどすべてのアメリカ株が上昇を続ける「バブル」状態がやってくるかもしれません。
個人的には今はまだ株価の上昇に乗るべき時期であり、そうしたバブルが来た時こそが、本当の売り時のような気がしています。
織り込まれはじめた金利上昇
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で29週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/3/14時点 (積立第29週 累計積立額 各13100円/新規投信は4000円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 16249円・+3149円・+24.03%(+10.4%)
FANG+ インデックス 15359円・+2259円・+17.24%(+5.4%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 14597円・+1497円・+11.42%(+9.35%)
NASDAQインデックス 14427円・+1327円・+10.13%(+5.38%)
S&P500インデックス 14823円・+1723円・+13.15%(+5.12%)
楽天レバレッジバランス 14024円・+924円・+7.05%(+5.19%)
S&P500 2倍レバレッジ 4181円・+181円・+4.52%(+8.66%)
ダウ 3倍レバレッジ 4531円・+531円・+13.27%(+14.81%)
先週までの大きな下げを脱して、今週はようやく各ファンドとも上昇に転じました。
その間には、景気対策法案が成立する一方で、長期金利が上昇する局面もありましたが、先週までのような激しい反応はなく、ハイテク・グロース株に関しても少しずつ金利の上昇が織り込まれはじめている感じがします。
ただしダウジョーンズ優位の流れはまだ変わっていないので、もうしばらくはオールドエコノミーや景気敏感株、バリュー株などの上昇が続くのでしょう。
そろそろ下げ止まり?
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で28週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/3/7時点 (積立第28週 累計積立額 各12600円/新規投信は3500円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 14318円・+1718円・+13.63%(-16.08%)
FANG+ インデックス 14092円・+1492円・+11.84%(-5.3%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 12861円・+261円・+2.07%(-6.89%)
NASDAQインデックス 13199円・+599円・+4.75%(-1.68%)
S&P500インデックス 13613円・+1013円・+8.03%(-0.31%)
楽天レバレッジバランス 12834円・+234円・+1.86%(-0.61%)
S&P500 2倍レバレッジ 3355円・-145円・-4.14%(-3.14%)
ダウ 3倍レバレッジ 3446円・-54円・-1.54%(-5.2%)
各ファンドとも、今週もまた下落が続きました。こういう地合いでは、特にレバレッジ系の投信はつらいですね。
ただしこの1ヶ月の騰落率を調べてみると、S&P500がマイナス1.9%、ダウジョーンズがプラス0.4%で、実はほとんど変化がなかったことがわかります。
最も下落率の大きかったナスダック100でもマイナス7.6%ですから、もしこのまま収まれば、年に何度かある調整のひとつだったということになります。
私の個人ポートフォリオを計算してみると、ハイテク系や中小のグロース株が多いので、二月の最高時よりマイナス12%になっていました。
毎日どんどん減っていく資産額を見ていると、体感ではマイナス2〜3割のように感じていたのですが、去年のコロナショック時に比べると、マイナス1割強というのはまだまだかわいいものですね。
ただし金利の上昇局面ではグロース株よりバリュー株の方が強いので、当分は我慢の時期が続くのかもしれません。