低金利政策は2023年まで?
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で30週目を迎えました。
また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立実験も新たに加えています。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2021/3/21時点 (積立第30週 累計積立額 各13600円/新規投信は4500円)
評価額・収益・通算騰落率(前回比)
FANG+ 2倍レバレッジ 15894円・+2294円・+16.86%(-7.17%)
FANG+ インデックス 15522円・+1922円・+14.13%(-3.11%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 14481円・+881円・+6.47%(-4.95%)
NASDAQインデックス 14692円・+1092円・+8.03%(-2.1%)
S&P500インデックス 15305円・+1705円・+12.53%(-0.62%)
楽天レバレッジバランス 14206円・+606円・+3.22%(-3.83%)
S&P500 2倍レバレッジ 4625円・+125円・+2.77%(-1.72%)
ダウ 3倍レバレッジ 5199円・+699円・+15.53%(+2.26%)
先週ようやく収まりかけた株価の調整は、今週また再燃し、ダウジョーンズ系のファンド以外は再び下落に転じてしまいました。
ただし今週のニュースでは、FRBのパウエル議長が「2023年末までゼロ金利政策を続ける」と言明したことに注目すべきだと思います。これで低金利政策に裏打ちされた「金融相場」が、少なくとも2022年までは続くことが確認されたからです。
上の画像は、昨年のコロナショック以降の世界の株価指数のグラフですが、さまざまなニュース(赤文字)に反応して一時的に下落はするものの、一貫して上昇基調にあることがわかります。
さらに最近の米国の様子を見ていると、企業の好業績に基づく「業績相場」の到来もそれほど遠くない気がします。
もし「金融相場」と「業績相場」が並行して進むことになれば、ほとんどすべてのアメリカ株が上昇を続ける「バブル」状態がやってくるかもしれません。
個人的には今はまだ株価の上昇に乗るべき時期であり、そうしたバブルが来た時こそが、本当の売り時のような気がしています。