米国株レバレッジ投信 実験ブログ

アメリカ株を対象とするレバレッジ投信を実際に購入し、その成績を検証してみるブログです

ビットコインはどこまで上がるのか?

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https://twitter.com/100trillionUSD/status/1380456734725173248
PlanB
 
@100trillionUSD  より
 

 このところ、少し落ち着いて米株価を見られるような状況になってきたので、かわりに調べているのが「ビットコイン」の価格推移です。

 

 以前のビットコインには「値動きが激しく、短期トレードの対象」というイメージを持っていたのですが、昨年末ぐらいからまったく印象が変わって、長期投資の対象として考えてもよいのではないかと思うようになってきました。

 仮想通貨に詳しい人にとっては「何をいまさら」といった感じだと思いますが、そう考えるに至った理由を素人なりにまとめると、次の通りです。

 

① 四年ごとの「半減期」で繰り返される、価格上昇・下降のパターン


 ビットコインには四年ごとに「半減期」(ネットで調べればすぐに出てきます)が訪れ、その度ごとに価格が暴騰→急落するという、特有のパターンがある。

 最新の半減期は昨年の五月なので、もしこれまでと同様のパターンをたどるなら、今年後半〜年末に価格のピークがやってくる。

 多くの人が「1ビットコイン=1000万円」を予想しているが、「2000万〜4000万円」を期待する声もある。

 もちろん現在の価格(600万円強)が天井になる可能性も否定はできない。

 

機関投資家の参入

 

 以前は個人投資家による短期トレードが売買の中心だったが、昨年あたりから企業や金融機関が売買・保有・決済に積極的に関わるようになってきた。

 これら大口の資本が加わると、値動きが緩やかになる傾向がある。短期で急騰しにくくなる一方で、急落も起きにくくなっていく。

 特にテスラが参入して以降、さらなる価格上昇に期待して、大口の「売り」が出にくくなっており、いまは一種の「小康状態」が続いている。

 

ビットコインETFの承認

 

 今後アメリカで「ビットコインETF」が承認されれば、株式と同じように、証券口座での取引が可能になる。そうなると機関投資家の購入がさらに増え、価格が大きく上昇する可能性が高い。

 すでにカナダでは「ビットコインETF」が承認されており、アメリカでも大手フィデリティ証券の関連会社がETFを申請したので、そう遠くない時期に承認されるのではないかと言われている。

 また、そうしたETFを日本でも購入することができるようになれば、これまでのように煩雑な納税制度ではなく、特定口座での源泉徴収や、NISA枠での購入さえ利用が可能になるかもしれない。

 

 と、ここまで書くと良いことばかりのようですが、ビットコインは株式より遥かにボラティリティが高いので、大きな額を保有していると、毎日の価格変動に心臓が耐えられないかもしれません。

 また、現在の価格がすでに天井であり、これからは下降局面に入る可能性もあります。

 さらに最大のネックとしては、利益が出た場合の税金の高さ(50%前後)と、確定申告の面倒さが挙げられます。上にも書いたように、もしビットコインETFが日本でも買えるようになれば、ビットコインの現物売却に比べて半分以下(約20%)の税金で済むようになる可能性があるので、一日も早い実現に期待したいところです。

 

  また私自身のスタンスを書くなら、すでに今回の半減期後の価格上昇はかなりのところまで進んでしまっているので、もし大きく下がることがあれば、少しずつ買い増していく感じでしょうか。