米国株レバレッジ投信 実験ブログ

アメリカ株を対象とするレバレッジ投信を実際に購入し、その成績を検証してみるブログです

ビットコイン これからの価格推移

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https://mobile.twitter.com/JesseOlson/status/1450849878754545669


 ビットコインが現在、史上最高値を更新中です。

 主な理由は、ビットコイン先物ETFが、アメリカで承認されたことでしょう。

 

 上のグラフは今年の価格推移(緑線)に、今回と同じく半減期の翌年にあたる、前回2017年末の仮想通貨バブル時のグラフ(青線)を重ねたものです。

 もし今後も前回に近い値動きをするとすれば、11月半ばに一度大き目の調整があったのち、12月中頃に今回のバブルの天井が来ることになります。

 

 これからの価格推移を見守り、11月調整の予測が当たるようなら、12月中旬に保有分のビットコインの一部を利確しようと思っています。

 

米株は不安定 ビットコインは急上昇

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 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で58週目を迎えました。

 

  ここまでの積立結果は次のとおりです。  

 

2021/10/11時点(積立第58週 累計積立額 各27200円/新規2投信は18100円)  

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ   32848円・+5648円・+20.8%(-6.4%)

FANG+ インデックス     31841円・+4641円・+17.1%(-1.2%)

NASDAQ 2倍レバレッジ  33986・+6786円・+24.9%(-11.5%)

NASDAQインデックス   32002円・+4802円・+17.6%(-3.5%)

S&P500インデックス   32008円・+4808円・+17.7%(-1%)

楽天レバレッジバランス 30290円・+3089円・+11.4%(-3.9%)   

 

 S&P500 2倍レバレッジ    20251・+2151円・+11.9%(-5%)

ダウ 3倍レバレッジ   20202円・+2102円・+11.6%(-2.6%)

 

 ここに積立成績を載せるのは約一ヶ月ぶりですが、この間に各ファンドともかなり下がってしまいました。

 

 ただしこれでも少しは盛り返してきた方で、私の個人ポートフォリオも9月初めの最高額に比べると、最大で1割近く総額が減りました。

 現在はマイナス5%ぐらいにまで回復してきましたが、まだまだ気を緩めることはできません。

 

 アメリカの債務上限問題(国債デフォルト問題)こそ、12月まで先送りされそうな様子ですが、まだまだ長期金利が高いままなので、ハイテクグロース株にとっては苦しい時期が続きそうです。

 

 一番上のグラフは、私のポートフォリオとS&P500指数の年間成績を比較したものです。

 

 前半はかなりリードしていたのですが、2月のグロース株急落をきっかけとして、それ以降は、ほとんどS&P500指数を上回ることができていません。

 ようやくS&P500を抜きそうになると、必ず何かが起きて、また引き離されるといった感じなので、とりあえず今年の目標は、最終的にS&P500を上回るということにしたいと思います。

 

 その一方で、このところ好調なのはビットコインなどの仮想通貨です。

 私の保有分もようやく赤字を脱して、プラス圏に浮上してきました。

 

 パウエル議長の、仮想通貨容認発言。

 ビットコインETFの承認見込み。

 ビットコインのデジタルゴールド化。

 レバノン預金封鎖騒動など。

 

 上昇の要因はいろいろと挙げられていますが、本当は「上がっているから、さらに買われる」といったところなのかもしれません。

 

米国債デフォルト問題で株価急落

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後藤達也(日経新聞)@goto_nikkei より

https://twitter.com/goto_nikkei/status/1443502125498216457

 

 前回の記事で、アメリカの長期金利が上がると、ハイテク・グロース株が大きなダメージを受けると書きました。

 今週月曜に、その懸念が悪い形で実現してしまいました。(個人的には先週月曜の下落もキツかったですが、今回はその倍ぐらい、資産額が減った印象です。)

 

 アメリカには、国の借金が増えすぎないように、国債の発行額の上限を定めた法律があるそうです。

  このまま進むと十月半ばには発行額の上限に達してしまい、それ以上は米国債を発行できなくなるので、政府の資金が底をついてしまいます。

 

 そこで、一時的にその制限枠を停止する審議を議会で行なっていたのですが、それが月曜に否決されてしまいました。そうしたさなかにイエレン財務長官が「このままでは米国債がデフォルト(債務不履行国債の利払いや払い戻しができない状態)に陥ってしまう」と発言したため、市場にはさらに大きな動揺が走りました。

 その結果、国債が売り込まれ、長期金利が急上昇、株式全体が急落、という悪循環が起きたのが、月曜夜の株価急落の背景だったようです。

 

 米国債がデフォルトになって得をする者は誰もいないので、制限枠停止に反対している共和党も結局、折れるのではないかと言われています。

 しかしそれまでは、政治的なアピールを最大限に行ないたいので、簡単には交渉がまとまらないのではないかとのことです。

 

 株式市場はこうした不安定さを最も嫌うので、デフォルト懸念が解消されるまでは、株価の大幅な上昇は望めないでしょう。(デフォルト問題は忘れた頃にぶり返しては、市場を揺さぶっている気がします。)

 そのかわり、無事に解決した場合には、年末にかけての急回復が始まるのではないかと期待しています。

 それまでは、ひたすら我慢の毎日ですね。

 

恒大問題も中国・仮想通貨取引禁止も押し目買いのチャンス?

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 今週は、株式市場が大きく揺れた一週間でした。

 

 週初めには、中国の不動産グループ恒大(英語ではEvergrandeというらしい)の経営危機で、世界的に株価が大きく下がりました。しかし問題が中国以外には波及しないようだとの観測が広がるとともに、市場は平静を取り戻しつつあります。

 

 また週半ばには米FOMCが開かれ、十一月にテーパリング(金融緩和の規模縮小)の開始時期が決定されること。政策金利の引き上げが早まって、2022年に前倒しされそうなことなどが確認されました。

 これらはいずれも予測されていた内容だったため、市場には安心感が広まり、週後半の株価の回復につながりました。

 これで年内のテーパリング開始は、すっかり織り込まれたのではないでしょうか。実際にテーパリングが始まれば株価は少し下げるかもしれませんが、それは一時的なもので、すぐに上昇基調に戻るように思います。

 

 一番上のチャートは、ここ一ヶ月のS&P500の騰落を表したもので、週初めの大きな下落にもかかわらず、週末にはほぼ先週末の水準まで戻ったことがわかります。

 むしろ今回の恒大問題でアクが抜けて、九月初めから続いていた下落基調が上昇傾向に転じたようにも見えます。

 

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 二番めの表は、私のメイン・ポートフォリオの収益リストです。

 

 ひと月半ほど前にここに載せたときに比べて、上がったもの、下がったもの、いろいろですが、全体としては、それほど大きく変化したという感じではありません。

 

 ただし仮想通貨だけは週末に大きく下げて、ビットコインは相変わらずのマイナスが続いています。

 一時的にプラス圏に浮かび上がった時期もあったのですが、中国政府が仮想通貨取引を禁止するとの報が流れて、最大で20%近く下げてしまいました。

 今年五月の仮想通貨反落も中国発のニュースをきっかけとして始まったものでしたし、恒大問題も含めて、世界経済にとって現在最大の不安定要因となっているのは、コロナよりもむしろ中国と言ってよいでしょう。

 

 なお一連の仮想通貨規制は、明らかに「デジタル人民元」の発行を前にして、中国政府の統制が効かないものはつぶしておこう、という意図によるものでしょう。

 しかし過去にも、中国の規制強化によってビットコインが急落したのち、また回復するという場面は、何回もあったとのこと。

 今回の下落はむしろ押し目買いのチャンスだったのかもしれず、私自身も少し買い増しができたぐらいで、あまり心配はしていません。

 

 むしろ心配な材料は、このところアメリカの長期金利が上昇傾向にあること。テーパリング(=債券買い入れの縮小)を見越して、国債が売られているのでしょうが、金利が上がりすぎると、ハイテク・グロース株は大きなダメージを受けることになります。

 

 

九月は下落のアノマリー

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https://media.monex.co.jp/articles/-/17610

 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で54週目を迎えました。

 

  ここまでの積立結果は次のとおりです。  

 

2021/9/15時点(積立第54週 累計積立額 各25600円/新規2投信は16500円)  

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ   32571円・+6971円・+27.2%(+4%)

FANG+ インデックス     30289円・+4689円・+18.3%(+1.9%)

NASDAQ 2倍レバレッジ  34966・+9366円・+36.6%(+0.9%)

NASDAQインデックス   31010円・+5410円・+21.1%(+0.2%)

S&P500インデックス   30381円・+4781円・+18.7%(-0.8%)

楽天レバレッジバランス 29507円・+3907円・+15.3%(+0.1%)   

 

 S&P500 2倍レバレッジ    19283・+2783円・+16.9%(-1.4%)

ダウ 3倍レバレッジ   18835円・+2335円・+14.2%(-3.3%)

 

 一番上のグラフは、ここ100年ほどのアメリカ株式市場の月別の騰落率です。

 これを見ると、一年で一番成績が悪いのは九月で、確かに今年の九月もパッとしない毎日が続いています。

 

 取引の開始時間にプラスで始まっても、その後ずるずると株価が下がり続け、終わってみるとマイナスという「寄り天」のパターンが本当に多いです。

 どこかで「九月は機関投資家が売らなければいけないので、株が上がらないのだ」と読んだ覚えがありますが、確かにそう言われてみると、個人投資家の買いで始まっても、売る勢力が強くて結局、株価を維持できない、という印象の値動きが続いています。

 

 なお一番上のグラフによれば、十月からは株価が上昇に転じるはずです。

 「Sell in May and come back in September」ということわざも「九月に株価が下がったところで、買い戻せ」という意味なのでしょう。

 

 なんとかこの九月を耐え抜いて、年末の株高を待ちたいものですね。

 

織り込まれはじめたテーパリング

 

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 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で52週目を迎えました。

 

 ここまでの積立結果は次のとおりです。  

 

2021/8/29時点(積立第52週 累計積立額 各24400円/新規2投信は15300円)  

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ   30060円・+5660円・+23.2%(-0.8%)

FANG+ インデックス     28411円・+4011円・+16.4%(-0.8%)

NASDAQ 2倍レバレッジ  33104・+8704円・+35.7%(+2.9%)

NASDAQインデックス   29500円・+5100円・+20.9%(+0.8%)

S&P500インデックス   29156円・+4756円・+19.5%(-0.6%)

楽天レバレッジバランス 28113円・+3712円・+15.2%(-0.8%)   

 

 S&P500 2倍レバレッジ    18094・+2794円・+18.3%(+0%)

ダウ 3倍レバレッジ   18124円・+2824円・+17.5%(-4.7%)

 

 投信実験の報告は二週間ぶりですが、この期間には上がったファンドと下がったファンドがあって、全体としては横ばいといった感じでしょうか。

 

 ところで、先週末にはFRBのパウエル議長の講演があり、年内のテーパリング(金融緩和政策の縮小)開始と、政策金利の2022年までの据え置きが確認されました。

 本来なら金融緩和の規模縮小は、株価にとっては大きなマイナス要因になります。しかし株式市場は不透明さを嫌うので、今回の発言によってむしろ安心感が広がり、金曜の米国株は全面的に上昇しました。

 

 このパウエル議長の発言を受けて、年内のテーパリング開始は、徐々に株価に織り込まれていくことになるでしょう。

 そうなれば、実際のテーパリングの開始とともに一時的に株が下がることはあっても、それほど長く下落は続かず、全体的な上昇基調は来年まで続いていくことになると思います。

 

がんばれ! コロナ給湯器

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 今回は、投資とはまったく関係のない話です。

 

 近所に給湯器メーカーの「コロナ」という会社に勤めている人がいて、その人の家の前を通ると、よく「CORONA」と書かれた営業車が停まっています。

 それを見るたびに、「この時代に、よく社名を変えずに頑張ってるなあ」と思ってしまいます。 営業まわりに出ても、電話の応対一つとっても、気をつかって大変でしょうね。

 

 そういえば、実家の近くには「コロナワールド」というシネコンもあって、こちらも社名を変えずに頑張っているのですが、その綴りが「KORONA」だということは、つい最近になって知ったのでした。

 

    それにしても、感染の収束まで何年かかるかわからないような最近の状況を見るにつけ、心の中で「がんばれ!コロナ給湯器」「がんばれ!コロナワールド」と応援せずにはいられません。

 

 PS

 英語圏ではあまり「コロナ」と呼ばず、「COVID-19」と表記することが多いようですが、「コロナ」という人名がたまにあるので、それに配慮してのことでしょうか。

現在のポートフォリオ(円建て資産編)

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 前回までの記事では、保有資産のうちドル建ての部分(コア銘柄・サテライト銘柄)について振り返ってみました。

 そこで今回は、円建ての資産について書いてみたいと思います。上のグラフでは、左下に当たる部分です。

 

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 二番目のリストは、円建ての保有資産の内訳と、その利益率を表にしたものです。

 

 日本株は以前はもっと持っていたのですが、現在保有しているのは一番上の3銘柄だけになってしまいました。

 真ん中の「すかいらーく」は株主優待用に買ったものの、コロナの影響をもろに受けて、苦しい状況が当分続きそうです。

 とにかく私にとって日本株は本当に難しく、 日本市場で利益を上げている人は尊敬に値すると思っています。

 

 次のグループは、アメリカの株式指数に連動する投信群です。

 これらは現在も折りをみて買い増しているので、利益率はそれほど高くありませんが、いまのところはジワジワと上がり続けてくれています。

 ただしレバレッジ系のファンドは極端に下落に弱いので、来年になって、アメリカの政策金利が上がり始めたら、いったん売ろうと思っています。(もちろん、それほど上手くいかないのが投資の世界ですが)

 

 下から二番目の「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」は、昨年好調だったアメリカの「ARKK  ETF」に連動する、みずほ証券の投信です。しかし買ったのが一番高い時期(今年の二月頃)だったので、購入後は一度もプラスになっていません。

 あまり考えずに流行り物を追いかけると、ロクなことがないという、良い例ですね。

 

 一番下は「シカゴ恐怖指数(VIX)」に連動するETFです。VIXが20を切った頃にヘッジ用に購入してみたのですが、その後、順調に(?)VIXは下がり続け、大きなマイナスが続いています。

 こうなると、VIXが50か60に跳ね上がる時まで、持ち続けるしかなさそうですね。もっとも、そうなると他の株が暴落してしまうので、全然うれしくありません。むしろこのETFがマイナス99%になるぐらいの方が、ずっと幸せです。

 

ポートフォリオ振り返り(続き)

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 上の画像は前の記事で紹介した、私の「コア・ポートフォリオ」の年間騰落率(赤)を「S&P500指数」(青)と比較したものです。

 このところ、かなり頑張ってきてはいますが、残念ながら「S&P500」に負け続けています。

 

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 二枚目のグラフは、同じく「サテライト・ポートフォリオ」の年間騰落率を「S&P500指数」と比較したものです。

 こちらは「S&P500」を上回っていますが、これを見ると、二月と五月のグロース株の下落がどれだけ大きかったのかがわかります。

 

 これら二つのポートフォリオを足し合わせた総合成績は、結局「S&P500」と同じぐらいということになるでしょうか。

 まさに「労多くして、功少なし」といった感じですが、今年の後半こそ、何とか「S&P500」を上回っていきたいものです。

 

個人ポートフォリオの振り返り

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 このブログも開設一周年を迎えたので、私のアメリカ株ポートフォリオについても、再び振り返っておきたいと思います。

 

 上の画像は、私の金融資産の「コア部分」を構成する銘柄のリストで、前回の紹介以降では、アマゾン、ビザ、マスターカードがかなり下落してしまいました。

 その一方で上昇したのはAMDと仮想通貨2種で、ビットコインもようやくプラス圏への復帰が見えてきました。

 これら、下がった分と上がった分をトータルすると、この期間の資産上昇率は「プラスマイナス0」といった感じでしょうか。

 

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 二番目の画像は、ポートフォリオの「サテライト部分」です。

 

 このリストの稼ぎ頭だった「ファイバー」と「ピンタレスト」が決算に失敗して、大きく値を下げた一方、デルタ株の流行で、ワクチン開発企業の「ノババックス」が株価を上げてきました。

 それらを合計すると、トータルの増減額は「若干のマイナス」といったところでしょうか。

 

 なお、リスト中で最下位の「エクスピワールド」ですが、好決算を報告して少し値を戻してくれたのが、うれしいところです。

 また以前のリストに入っていた「グロウジェネレーション」という大麻関連株は、好決算にも関わらずさらに株価が下がったので、結局損切りしてしまいました。

 

 現時点では「ダウジョーンズ」も「S&P 500」も史上最高値に近いので、素直にこれらのインデックスに投資しておけば、多分もっと儲かっていたのでしょう。

 

明暗分かれた決算結果

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 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で50週目、このブログの最初の記事を書いてからちょうど一周年を迎えました。

 

「コメント欄」も「いいねボタン」もないこのブログは、自分の考えを整理するために書いているようなものなので、我ながら、よく一年も続いたものだと思います。

 

  なお、ここまでの積立結果は次のとおりです。 

 

2021/8/14時点(積立第50週 累計積立額 各23300円/新規2投信は14200円)  

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ   28887円・+5587円・+24%(-4.2%)

FANG+ インデックス     27316円・+4016円・+17.2%(-0.8%)

NASDAQ 2倍レバレッジ  30949・+7649円・+32.8%(-1.6%)

NASDAQインデックス   28006円・+4706円・+20.1%(+0.1%)

S&P500インデックス   27989円・+4689円・+20.1%(+1.1%)

楽天レバレッジバランス 27038円・+3738円・+16%(-0.4%)   

 

 S&P500 2倍レバレッジ    16801・+2601円・+18.3%(+0.5%)

ダウ 3倍レバレッジ   17350円・+3150円・+22.2%(+2.9%)

 

 この一年間で最も上がった 投信は約30パーセント、一番低いものでもプラス16パーセントと、全体としてはまずまずの結果でしたが、もし毎日積み立てではなく、最初に一括投資をしていれば、おそらくもっと上がっていたのではないかと思います。

 ただし何があるか分からないのが相場の世界で、逆に下がっていた可能性もあるわけで、それらはあくまでも結果論ということになるでしょうか。

 

 ところで、前回の報告を書いてから二週間ほどが経ちました。

 その間に各企業の決算報告がほぼ終わりましたが、結果は良かったところと、悪かったところがあって様々でした。

 

 今年の初めまでは、米政府の金融緩和政策に支えられて、どの企業も株価を上げていましたが、これからはそれぞれの会社によって先行きが分かれることになりそうです。

 厄介なのは、好業績を上げていても、昨年が良すぎて今後の業績の伸びが止まったように見える場合があることで、Amazonなどはその典型と言えるでしょう。

 

 そろそろ緩和政策の縮小(テーパリング)も囁かれはじめましたし、この先は保有し続ける株と、手放す株に悩むことになりそうです。

 

直撃! Amazonショック

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 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で49週目を迎えました。

 

  ここまでの積立結果は次のとおりです。

 

2021/8/1時点(積立第49週 累計積立額 各22500円/新規2投信は13400円) 

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ 28840円・+6340円・+28.2%(-2%)

FANG+ インデックス   26647円・+4147円・+18.4%(-1.6%)

NASDAQ 2倍レバレッジ 30236・+7736円・+34.4%(+3.2%)

NASDAQインデックス 27016円・+4516円・+20%(+0.9%)

S&P500インデックス  26780円・+4280円・+19%(+0.5%)

楽天レバレッジバランス 26199円・+3699円・+16.4%(+1.6%)  

 

 S&P500 2倍レバレッジ  15789・+2389円・+17.8%(+2.1%)

ダウ 3倍レバレッジ     15990円・+2590円・+19.3%(-0.3%)

 

 先週は、主要企業の決算発表が続きました。

 

 ほとんどの企業が好決算を報告する中、私の保有株では、アマゾンとピンタレストが決算に失敗し、大きく値を下げてしまいました。

 どちらも比較的多くの株数を持っているので、個人的にはかなりのダメージです。

 

 アマゾンはいつもエコノミストの予想が高すぎて、ときどき決算に失敗するので、実はあまり心配していません。一方のピンタレストはまだ若い会社なので、もしかすると決算失敗は尾を引くかもしれません。

 いずれにしろ、eコマース系は去年〜今年前半が良すぎたので、今年の後半は対前年比で利益が伸びづらく、苦しい展開が予想されます。

 

 その一方で、ビットコインなどの仮想通貨はかなり価格を戻してくれたので、赤字幅が縮小しました。

 良いことばかりも、悪いことばかりも同時には起きない、好例ですね。

 

ビットコインを買って、思ったこと

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 私のポートフォリオのコア部分を構成する銘柄リストをここに載せたのは、一ヶ月ほど前のことでした。その後、どの銘柄も少しずつ値を伸ばして、アップルの株価はとうとう購入価格の2倍(上昇率100%)を越えてきました。

 

 その一方で、相変わらず全体の足を引っ張っているのが仮想通貨(ビットコインイーサリアム)です。ただし、どちらもようやく回復基調に入ってきたので、イーサリアムの方はまもなくプラス圏に戻ってくれるのではないかと思っています。

 

 一方のビットコインはといえば、まだまだマイナスが続きそうです。

 そしてビットコインを買って思ったのは、いまさらながらですが、その価格を裏付けるものがほとんどない、ということです。

 

 一般の株価は、各企業の収益性や将来性、決算内容などによって決まっていきますが、ビットコインはといえば

 ・儲かりそうだから買いたい、という人が増えれば、価格が上がる

 ・下がりそうだから売っておこう、という人が増えれば、価格が下がる

ほぼこの二つの要因の綱引きによって、価格が決まっている感じです。

 株式取引を、ルールが複雑な「野球」に喩えるなら、ビットコイン投資は、ルールが単純な「サッカー」(ただしうまくプレイするには技術が必要)といったところでしょうか。

 

 ブロックチェーン技術の将来性

 決済手段としての利便性

 インフレヘッジの手段

 デジタルゴールドとしての「金」の代替資産

 

 ビットコインの利点として、しばしばこれらが語られますが、実際にトレードを行なう際にそのことを意識している人はほとんどいない気がします。

 

 株式の長期投資では最近あまり語られなくなった「チャート分析」が、いまだにビットコインの世界では主流のようですが、そのこともビットコインの価格が「ファンダメンタル」な要因よりも「テクニカル」な部分に多く依存していることの表れではないでしょうか。

 

 要するに何が言いたいのかといえば、単純に「ビットコインを買って、お金持ちになりたい」という人が増えれば、価格は上がり、逆に減れば、下がっていくだろう、ということです。

 現在の世界を見わたしてみても、仮想通貨よりも単純なルールで、しかも大きな利益を得られる可能性を持った金融資産はほとんどありません。だとすれば、そうした新しい投資手段が別に登場しないかぎりは、ビットコインに集まる人が増えることはあっても、いなくなることは考えにくく、したがって、将来の価格は上昇を続けるように思うのです。

 

 とはいえ私の投資成績は、現在マイナス32%

 我ながら、まったく説得力がありませんね。

 

パッとしない一週間

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 毎日100円ずつ、米国株レバレッジ投信を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で47週目を迎えました。

 また今年から「S&P500」と「ダウジョーンズ」のレバレッジ投信の積立も新たに加えています。 

 

  ここまでの積立結果は次のとおりです。

 

2021/7/19時点(積立第47週 累計積立額 各21700円/新規2投信は12600円) 

 

            評価額・収益・通算騰落率(前回比)

FANG+ 2倍レバレッジ 28253円・+6553円・+30.2%(-3.1%)

FANG+ インデックス   26032円・+4332円・+20%(-3.1%)

NASDAQ 2倍レバレッジ 28468・+6768円・+31.2%(+2.7%)

NASDAQインデックス 25865円・+4165円・+19.1%(-0.9%)

S&P500インデックス  25703円・+4023円・+18.5%(-1.5%)

楽天レバレッジバランス 24886円・+3185円・+14.7%(+0.3%)  

 

S&P500 2倍レバレッジ  14579・+1979円・+15.7%(+1.2%)

ダウ 3倍レバレッジ     15077円・+2477円・+19.6%(+2%)

 

 先週の前半までは、各ファンドとも緩やかな上昇が続いていたのですが、週後半に一気に崩れてしまいました。

 インデックス系の投信が下がっているのに、レバレッジ系の投信が上がっている理由はよくわかりません。(為替ヘッジのおかげ? それとも、単なる時差?)

 

 なお、現在の相場を左右する大きな要因としては、アメリカの急激な物価上昇(インフレ懸念)が挙げられますが、いまのところ、それは一時的なものと見られているようです。

 その点を除けば、相場が急落するほどの大きな材料はないので、まだしばらくは上昇基調が続いていくことを願っています。

 

 ただし一番上の画像にあるように、現在の米国市場は「極端な弱気」の雰囲気のようですね。

 

ショック! S&P500に完敗

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 昨日のブログに、自分のポートフォリオの総額が史上最高額を更新しつつある、と書きました。

 

 しかし今年になってからの「S&P500」指数の上昇率を調べてみたところ、なんと「+25%」!!

 私の個人資産の上昇率をはるかに上まわっていました。(そもそも私の計算方法が間違っているのかも? 「+17%」と書いたサイトもあります。)

 

 なんとかインデックス投資に勝とうと日々、個別株投資を続けているのに、「S&P500」は軽々とその上空を飛んでいたわけです。

 

 一番上の画像は、私の主力株のAmazon(青)とS&P500指数(赤)を比較したものですが、まったく勝てていません。

 Amazonにかぎらず、そもそも半年で20%以上も上昇する個別株を探すこと自体が、かなり難しいのではないでしょうか。

 

 こうしてみると『迷ったら「S&P500」を買っておけばよい』という言葉は、かなりの説得力を持って響いてきますね。