焦点はワクチンから、景気刺激策へ
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で17週目を迎えました。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2020/12/19時点 (積立第17週 累計積立額 各7600円)
評価額・収益・騰落率(前週比)
FANG+ 2倍レバレッジ 9520円・+1920円・+25.26%(+9.49%)
FANG+ インデックス 8458円・+858円・+11.28%(+3.81%)
NASDAQ 2倍レバレッジ 8856円・+1256円・+16.52%(+5.37%)
NASDAQインデックス 8109円・+509円・+6.7%(+1.8%)
S&P500インデックス 8006円・+406円・+5.34%(+0.46%)
楽天レバレッジバランス 8025円・+425円・+5.59%(+0.65%)
前週のファイザーに続いて、金曜にはモデルナのコロナ・ワクチンがアメリカで承認されました。
しかし市場はすでにワクチン承認後の景気回復を織り込みつつあったため、ファイザー・ワクチンの承認後も予想したほど大きな変化はなく、米株は3指数とも上昇した一週間となりました。
しかも長期金利がそれほど上がらなかったので、ハイテク・グロース系のナスダック・ファンドが順調に上げたのが印象的でした。
テスラ株は相変わらず好調で、それにつられてFANG系のファンドも大きく上がっています。そのテスラの指数組み入れ(21日)の影響か、GAFAMなどの大型株はあまり動かず、元気なのはラッセル指数に代表される小型株中心といった感じでした。
またこのところ市場の目はもっぱら、どれだけの景気刺激策がいつ決まるかに注がれていて、そのニュースで株価が上下している印象があります。
今年も残すところあと十日ほどですが、最後まで株価の上昇が続くといいですね。
(ただしこれ以上ドル安になるのは困りますが。)