ワクチン承認見込みで、ミニラリー
今回はレギュラー記事に戻って、投資実験報告です。
毎日100円ずつ、レバレッジのかかった米国株投資信託を積立購入し、レバレッジのかからない同じインデックスの投信と損益を比較していく「アメリカ株レバレッジ投信実験」は、今週で15週目を迎えました。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2020/12/6時点 (積立第15週 累計積立額 各6600円)
評価額・収益・騰落率
FANG+ 2倍レバレッジ 7512円・+912円・+13.81%
FANG+ インデックス 7015円・+415円・+6.28%
NASDAQ 2倍レバレッジ 7475円・+875円・+13.25%
NASDAQインデックス 6976円・+376円・+5.69%
S&P500インデックス 6936円・+336円・+5.09%
楽天レバレッジバランス 6886円・+286円・+4.33%
イギリスですでに承認されたファイザー社のコロナ・ワクチンは、アメリカでも12月10日以降に承認されるのではないかと言われています。またモデルナ社のワクチンも早ければ17日承認が見込まれるとのことです。
米市場は徐々にこのワクチン承認を織り込みはじめているのか、今週はS&P500、ダウジョーンズ、ナスダックの3指数ともに史上最高値を更新しました。
なお11月初めにワクチン開発の情報が流れた際には、強烈なセクター・ローテーションが起きましたが、まもなくやってくる承認後には何が起きるのでしょうか。私自身は、11月ほど急激ではないものの、長い目で見れば大規模なセクターチェンジが起きるのではないかと思っています。
そこで今週はテラドック(全株)、ドキュサイン(一部)を利確し、かわりにビザとトランスダイム(航空部品メーカー)を買い増しました。少し早すぎたかもしれませんが、後になってから後悔するよりは、と考えてのことでした。
ただしドキュサインは、ワクチン承認後に株価が下がれば、また買い戻すかもしれません。