これまでの投資歴

「投資信託」時代

　私が投資を始めた最初の数年間は、投資信託の購入が中心でした。

　リーマンショックも落ち着き始め、日本株も海外株も回復に向かう時代だったので、そこそこの利益を得ることができましたが、投資額は小さなものでしたし、比較的安全な投信を選んでいたので、利益といっても、ほんのお小づかい程度のレベルでした。

「日本株」時代

　投資信託で味をしめた私は、さらに大きな利益が得られるのではないかと考えて、個別の日本株も買いはじめました。

　しかし株の世界はそれほど甘いものではありません。それからの二、三年は、お察しのとおり、儲けたり損したりの繰り返しになりました。致命的な損失をこうむることなく、この期間を過ごすことができたのは、ただ単に時機に恵まれていたからでしょう。

「米国株」時代

　やがて私は日本株と並行して、個別の米国株も買いはじめることになりました。

（最初に買ったアメリカ株は、ありきたりですが「アマゾン」でした。）

　もちろん米国株にも日本株と同じく、上がるものもあれば、下がるものもあります。アマゾン株もジェットコースターのように上下を繰り返していますし、結局損切りしてしまった米国株も少なくはありません。

　ただ、後になってからそうした銘柄の株価を確認してみると、日本株の場合はさらに下がっているものが多い一方、米国株のほとんどは損切りした価格よりも上がり、そのまま持っていれば利益が得られていたであろうことに徐々に気がつくことになったのでした。

　少なくとも、日本で詳しい情報が得られるほどに有望な米国の会社は、多くの場合、着実な成長を続け、結果として株価も上昇している。

　そのことを認識して以来、私は米国株を中心に保有を続けて、現在に至るのでした。