株価と米大統領選挙
毎日100円ずつ積み立てていく、アメリカ株レバレッジ投信実験は積立開始後、5週間が経過しました。
ここまでの積立結果は次のとおりです。
2020/9/27時点 (積立第5週 累計積立額 各2400円)
評価額・収益・騰落率
FANGインデックス 2319円・-81円・-3.37%
NASDAQレバレッジ 2166円・-234円・-9.75%
NASDAQインデックス 2276円・-124円・-5.17%
S&P500インデックス 2289円・-111円・-4.62%
今週は日本の証券会社の営業日が三日しかなかったので、積立額は先週までとあまり変わらず、どのファンドも低空飛行が続いています。
九月にはいってからの米市場の低迷には、もちろん上がりすぎた株価の調整や、大手の機関による利確といった側面もありますが、その一方で、市場が少しずつ米大統領選挙の結果を織り込み始めているからだ、という分析もあるようです。
特にGAFAMに代表される巨大企業の株価が冴えないのは、バイデン候補が大統領になった場合に、増税の対象となる可能性が意識されてのことかもしれません。
しかしそれらの株が頭を抑えられていると、s&p500やナスダックといった指数も上がらないので、米国市場全体が沈滞してしまいます。
その一方で、もしトランプ大統領が再選されると、そうした増税が回避されるので、いまは停滞しているGAFAM株が大きく反発することも考えられます。トランプ大統領があれだけデタラメなことを言っても根強い支持を失わない背景には、そうした理由があるのかもしれません。